1. はじめに

「宇宙」や「細胞を共鳴」といった言葉を聞くと、人によっては「なんだかスピリチュアルで怪しい…」と感じるかもしれません。

ここでは目に見えない「波動」について語ったり、「開運のためのパワーストーン」や「高価な壺」を勧めたり、「前世の因縁」を持ち出したりすることは一切ありません。また特定の思想を押し付けることも宗教的な勧誘なども一切ありません。

古来から伝わるアーユルヴェーダの世界観と現代の知識や技術を合致させ、どのようにしてお客様の最高のリラックス状態を作るか。それを突き詰めたら、残念(?)なことに言葉が若干怪しくなってしまいました。

『21 Rhythms Theory (21 リズムセオリー)』

ごく簡単にお伝えすると、お客様それぞれが元々持っている「性格・思考・気質」と各曜日のもつ「雰囲気」を掛け合わせて、今日のあなたに最適な「マッサージの手技」と「呼吸のパターン」を選ぶものです。

いわば「パーソナライズされた天気予報」や「ちょっと詳しい性格占い」のようなもの。そのくらいの軽やかな気持ちで安心して読み進めていただけると嬉しいです。

2. なぜ今、アーユルヴェーダとヨニなのか

現代社会において私たちは常に「外側」のリズムに合わせることを強いられています。仕事。人間関係。家族。自分の都合だけで動ける人はきっと少ないのではないでしょうか。

本来私たちの身体は5000年前から変わらぬ宇宙の法則に従って鼓動しています。

アーユルヴェーダにおいて大切にされるのは「内側」。自分勝手に動けというわけではありません。もっと自身の内面にある美しさを大切にすることで「外側」が変化していく、という考え方です。

特に女性の性エネルギーの根源である「ヨニ(Yoni)」は現代では単なる生殖器官ですが、アーユルヴェーダの考え方では宇宙の創造エネルギーが宿る聖域とされています。この聖域を解放し整えることは「内側」から輝くために必要なプロセスであると同時に「外側」とも調和を図ることができると言われています。

3. 最古の「体質分類学」

ヨニマッサージの土台となるアーユルヴェーダは5000年の歴史を持つ「生命の科学」であり「統計学」です。個々の人間の特徴を「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3つの特性に分けて考えました。この特性のことを『ドーシャ』といいます。

  • Vata(ヴァータ): 繊細で乾燥しやすい「風・空」の性質。
  • Pitta(ピッタ): 情熱的で熱を持ちやすい「火・熱い水」の性質。
  • Kapha(カパ): 穏やかで溜め込みやすい「冷たい水・大地」の性質。

アーユルヴェーダでは元々持って生まれた特性と外部要因などで身につけた特性を区別して考えることが多いのですが、21 Rhythms Theory では元々持って生まれた特性の方を重視しています。

4. 七曜の天体が放つ固有の周波数

アーユルヴェーダにおいて曜日は単なる暦ではありません。

それぞれが固有の天体リズム(周波数)を持っており、私たちの細胞に影響を与えている。そんな風に古代の人々は考えたのでしょう。実際、月曜日は気分だけじゃなく体も重かったり、金曜日は気持ちが浮き立ったりします。

そんな日常の感覚を以下のように解釈したようです。

  • 月曜日(月): 陰のエネルギー、受容性、感情の波
  • 火曜日(火星): 陽のエネルギー、勇気、攻撃性と変容
  • 水曜日(水星): 伝達、知性、神経系のネットワーク
  • 木曜日(木星): 拡大、繁栄、精神的な成長
  • 金曜日(金星): 美、悦び、調和、女性性の極致
  • 土曜日(土星): 浄化、規律、削ぎ落とし、グラウンディング
  • 日曜日(太陽): 覚醒、純粋な生命力、自己の確立

5. 『21 Rhythms Theory』:あなただけの最適解

お客様それぞれ個々に持っている3種類の特性「3つのドーシャ」と月曜日から日曜日までの「7つの天体」が交差する点に、その日その瞬間の「あなただけの最適解」が存在します。

例えば、あなたが少しイライラしやすかったり、完璧主義になりがちな「火(ピッタ)」の気質を持っているとしましょう。そんなあなたが、情熱と変容を司る「火星(火曜日)」の日に、さらに自分を追い込むような激しい活動をしたらどうなるでしょうか?

それは燃え盛る焚き火にガソリンを注ぐようなものです。

  • 体には: 必要以上の熱がこもり、肌の赤みや目の疲れ、消化不良として現れるかもしれません。
  • 心には: 怒りの感情が湧きやすくなったり、自分にも他人のミスにも厳しくなりすぎて、リラックスとは程遠い状態になってしまいます。

ここで『21 Rhythms Theory』の出番です。 この日の最適解は、火に火を足すことではなく、徹底的な「冷却と鎮静」。

手技は「熱を逃がすようなゆったりとしたストローク」を選び、呼吸法は冷たい空気を脳へ直接届ける「シータリー呼吸」を取り入れます。

このように「自分の体質(ピッタ)」と「その日の環境(火曜日)」の相性を読み解くことで、火に油を注ぐのではなくクールダウンさせることが選択できる。 これがお客様の特性に合わせて極上のリラックスへ辿り着くための方法です。

3つの特性と7つの曜日。この掛け合わせ21通りのマトリックスに基づき、使用するアロマ、手技の圧やリズム、そして意識を向けるべきポイントをすべてパーソナライズします。

6. 呼吸こそがプラーナ(生命力)の指揮者

手技による外からの刺激を細胞の内側へと浸透させる鍵は「呼吸」にあります。特にヨニマッサージにおいては呼吸はとても重要です。

susmna tokyo では、21の状態に合わせて寝たまま(仰向け・うつ伏せ)行える特別な呼吸法を指導します。

  • 「考えすぎ」を鎮める呼吸(水曜・ピッタ): 音のない「サイレント・ブレス」で思考を停止させ、感覚を純粋化します。
  • 美」を充填する呼吸(金曜・ピッタ): 「左鼻呼吸」で月のエネルギー(美のエネルギー)の通り道を活性化し、内なる女性性を目覚めさせます。
  • 「安心感」を作る呼吸(土曜・ヴァータ): 「ボーン・ブレス」で骨の中にまでプラーナ(呼吸を通じて体内を巡る「活力」の源)を染み込ませ、圧倒的な安心感を構築します。

呼吸という「意識的な動き」を少し変えるだけで、手技の感じ方や終わったあとの充足感が劇的に変わる——その身体的な驚きをぜひ体験してほしいのです。

7. おわりに:すべては、あなたが心地よくあるために

ここまでお読みいただきありがとうございます。長文な上にとっつきにくい難解な内容も含まれていたと思います。

ややこしかったと思いますが、susmna tokyo は「呼吸」と「肌へのアプローチ」を通じて、あなた本来の美しさやご自身が持っているはずの心地よさを引き出すお手伝いがしたいと本気で考えています。

そのために、難しい本を読み漁って『21 Rhythms Theory』を作りました。特性と曜日により手技や呼吸が変わる。それでいてきちんと効果が高く出る。そんなアプローチはおそらく他にはありません。

もしこの「自分専用のリズム」に興味が湧いたら、ぜひ一度その感覚を確かめにいらしてください。