このページは見つけてくださった方だけに少し本音をお話ししています。
ヨニマッサージはよく「性的なサービス」と誤解されます。実際、触れる部位が部位なので全く性的ではないとは言いませんが実は「もっと直接的なこと」をイメージされて検索をして辿り着く方が圧倒的に多いです。そうした気持ちはごく自然なことだと思っているのでその点については全く気にしません。
当サロンは表面的な性的サービスをするのではなく、心や体に押し込めてきたものを安心して解放できる場をつくりたくて開始したサービスです。性的なサービスを超えた開放感や安心感を実感できるものでありたい。そう考えています。「女性用風俗のような雰囲気が苦手」とか「イケメンだと緊張するからあなたがいい」と選んでくださる方もいます。そういう声に救われることも多いので、その時は不器用ながらも少しでも気持ちよくなっていただけるよう努めます。
結果として、最初は性的な目的で興味を持たれた方も、受けてみると「もっと深いリラックスや癒しの部分に価値を感じた」と言ってくださるケースが増えてきました。開始当初と比べるとケア目的の方がだいぶ増えました。
だからこそ「仮に性的目的で来ていただいても、提供しているのはリラックスと解放のためのケア」であり、元の目的を超えるというスタンスを大切にしています。
よく聞かれる質問のひとつに「施術中にムラムラしないの？」があります。これ本当によく聞かれます。正直に言えば男性ですからそういう感情がまったく湧かないわけではありません。魅力的な方が多いので困ってしまうぐらいなのですが、でも、施術中はそんな気持ちは優先せずにフラットな気持ちで施術を行うよう努めています。
施術中は手の感触や呼吸、筋肉の緊張をひとつひとつ感じながら「どこに力が入っているのか」「どんな気持ちでいるのか」をチェックしています。変なことを考えていると邪魔になるだけですし、何より女性側の安心感が損なわれる心配の方が大きいのでめちゃめちゃ頑張って自制します。
でももしお客様から特別な要望があった場合にはそれもなるべくならお応えしようとも思っています。緩んだ瞬間、初めて深い呼吸ができた瞬間、表情が柔らかくなる瞬間。そんな素敵な瞬間に立ち会えるのも施術者としての喜びのひとつです。
お客様が心も体も自由になれることを一番に考えなければ良い施術とはならないと考えるからです。
相談ごと。「パートナーと何年も触れ合っていない」というセックスレスの問題と「本当は感じたいのに絶頂を迎えづらい」という問題に対しての相談が多いです。僕としては意外だったんですが、次に多いのは「自分の性癖を隠したまま苦しくなっている」というようなプライベートな相談。みなさん本当に興奮する状況に自分を置けてない、それをパートナーに伝えられないんです。
「舌でクリトリスを刺激されると奥の方まで熱くなるのに旦那は絶対にクンニしてくれない」「40を超えて性欲が増してきたけど旦那には月1でと言われる」「見てもらいながら自分でするのが好き」「軽く拘束されるのが好き」「乱暴にされたい」など関係が近い方には逆に伝えづらいことをお伝えいただくことも多くなってきました。
施術は手のひらや指先で体の緊張を確認し呼吸や筋肉の反応を追います。手の角度や圧を微調整したりそっと声をかけたりすることで体が少しずつゆるみ、心も安心して解放されていきます。「大丈夫ゆっくり呼吸して」とか「もし気持ちよければ教えて」と声をかけるだけで、声を出せない方も安心感を得られます。願望をお伝えいただくだけで安心したり心が軽くなることもあります。
中には「本当はもっと乱れたい」「首筋を撫でられるとゾクゾクする」といった願望を初めて口にされる方もいます。実際に伝えてみると「考えていたより気持ちがスッキリする」と言ってもらえます。その後の施術では少し残った恥ずかしさと安堵が入り混じって、頬が赤くなり、呼吸が少し荒くなってより感じやすくなります。そういう方の施術後はなんだかキラキラしてすごく綺麗に見えます。
当サロンではどんなに赤裸々な話もすべて受け止めます。手の動き、触れ方、声かけ ──すべてを通して「感じること」「委ねること」が安心につながる体験として提供されます。恥ずかしさも戸惑いも、そのままでいいのです。言いづらいけど、こんなことしてもらいたい。そんなご要望もお気軽にお知らせください。